火力で暖房

2012/12/26

道具と機器

Stove_01



今年からメインの暖房が火力になりました。
火が燃えている様子は、石油ストーブの均一な炎でも引き込まれるものがあり、気がつくとじっと見入っていることもしばしば。
(しかし、ガスレンジの炎を見つめることはないのだが...)





暖炉のように炎がゆらめいているわけでもないのに、不思議なものです。
ネコも回りでよくゴロゴロしています。



今までは電気のオイルヒータを使っていましたが、ワンルームの家全体の空間を暖めるには、ちょっと無理がありました。石油ストーブはどうだろう?暖かそうだし、試してみたい....そんなことを考えていた折に、ホームセンターで見かけて衝動的に買ってしまったのです。



実際に使ってみると、小型でも意外に暖かく、そして音が静か。ストーブというくらいで、料理にも使えるのも一石二鳥でありがたい。寒い日にストーブをつけ、静かに燃え始めたときの幸福感が嬉しく、ありがたみが感じられます。(そういうわけで、オイルヒーターはしまってあります。)



近頃の住宅は気密性が良くなってしまうので、燃焼系の暖房は向かないと言われています。家でも、確かに結露が多くなってきました。しかし、このストーブ、温度設定がないのはもちろん、火力の調整すら出来ません。説明書によれば、『温度調節を兼ねて、時折窓をあけて換気してください』とのこと。



なるほど。
この潔さというか、シンプルさも気に入りました。



今日も静かに石油が燃えています。







※石油を燃やしてお湯を沸かし、その蒸気でタービンを回して電気にしてから、長い長い距離を電線で運ぶ。そして、やってきた電気を熱に変えて部屋を暖める。今まではこんな感じでしょうか。


今度は、トラックで売りに来る灯油屋さんから灯油を買い、直に油を燃やして暖める。とりあえず、こちらの方が無駄がなさそう。しかし、換気の際に暖めた空気を外に捨ててしまうので、それはそれで無駄ではあります....結局、どちらが良いのか?電気代と灯油代を比較してみても大きくは変わらない。









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