このごろの床掃除

2017/05/08

住居について





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端の方はネコも人も通らないせいか傷が少ない。こんなところはまれなのだが...





北欧ミステリーの「ミレニアム」を再読していたら、「石鹸で床を磨きあげた...」という記述があり、やはり石鹸で床を洗うのは普通に行われているらしい、と改めて確認が出来た。もちろん、それ以上詳しいことは何も書いていなかったのだが...




以前、当家でも2階の床の一部を石鹸洗いした。洗った後もワックスやオイルなど何も塗っていないが、それでも別に問題はなさそうだ。まあ、派手に何かをこぼしたりもしていないが、汚れが激しいということもない。住んでいる方は、年月がたつと、段々大らかというか雑というか、あまり神経質にはならないのだ。それに家の場合はネコの爪による傷が尋常ではないから、そんな細かいことは気にしていられない。



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まだ濡れた状態では、とくに荒々しい傷が目立つ。




今回は玄関と階段登り口廻りの床を洗ってみた。以前のように粉石鹸を泡立て、泡だけを床に広げてから濡れた雑巾でふき取って行くのだ。初めて洗うときなど、汚れが溜まっている場合は、すぐに雑巾が真っ黒になってしまうので、どんどんきれいなものに取り換えてゆく。汚れが落ちていないところはブラシで擦ってみる。全体をふき取った後、乾いた雑巾で最後の仕上げをしてみた。

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床は杉板だが、人だけではこうはならない。



床が乾いてくるにしたがって、どんどん色が変わってくる。脂っこい感じが抜けて、白く乾いた床は素朴な味わいなのだ。傷はすごいが、自分の家という感じで、それはそれで愛着は持てる。この後に、オイルか何かを薄く塗ってみようとも思うのだが、いまのところはそのまま。一説によると、石鹸の膜が表面を保護してくれるらしいので、それならその方が良いのだが...まぁ、しばらくは様子見なのだ。



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