小さい家の階段は、下が収納になっていたりすることがあります。
面積を有効に使う工夫ですが、ここではあえてオープンにしました。
(何と...もったいない!)
玄関ポーチ側をガラスにして、外から光を導き入れます。
透けた階段がさらに軽やかになるように...
直線の鉄砲階段と回り階段が切り替わる作りなので、
シンプルに見えますが製作は大変だったかもしれません。
特に、段板を壁側に飲み込ませるようになっているところなど
なかなか綺麗に仕上げるのは困難でしょう。
下から4段目までの回り階段の部分には、段板に補強を入れてあります。
コーナーの柱は上り下りの際につかまるのにも良い具合です。
1階の天井高は2.15mと低めなのですが、
階段部分は上部へ吹き抜けているので
上昇感があり、周辺はなんとなくワクワクする場所になりました。
※その後、階段前には本棚が設置されたり、
玄関に近いことから、荷物を開梱したりものを広げたりと
家の中の多目的な場所として機能している。
階段下を開けておいたことが正解だったようだ。