風呂の扉はなぜ・・・

2009/07/12

住居について

Bathdoor
納戸から見る。正面が浴室の扉。

なぜ風呂場の扉はガラスになっているのだろう。

少しでも光を入れたい、風呂場で事故があった時に不安だ、
など幾つか理由は考えられる。
しかしながら、どれも決定力不足な感じ。
アパートやホテルではガラスがないものもあるけど・・・

当家でも、なんとなくガラス入りの扉にしている。
さすがに透明では落ち着かないし、水垢なんかも目立ちそうなので、
フロストガラスというものになった。
ガラス扉は気に入っているのだが、少し気になる点もある。


当たり前だが、ガラスの厚み(6mm)より木枠の厚み(33mm)が大きいので
枠の方が出っぱり水が溜まるのだ。
そのうち乾くが、濡れている時間が長いと傷みやすそうだ。
今はタオルで拭いているが、下枠を一部ななめにして
水が流れるようにすれば良かったかもしれない。

最初から凸凹がない扉にすれば、それでも良かったわけだ。
単なるガラス扉や、木の扉なんかも良いだろう。(サウナみたいだけど)
そうすれば、壁と同様、殆ど手入れいらずだったかも知れない。
(風呂の壁は板になっているが、意外と手間いらずで良かった。
濡れても軽く拭いたり、あるいはそのままでも自然に乾くので楽。)

Bathdoor02
扉の上の細長いガラスは引き戸になっており、開閉できる。

もう一つ気になるのはガラスの重さだ。
浴室の間仕切り壁なベニヤ一枚(なんと一枚の板!24mm厚)で出来ており、
壁よりもドアの方が重量感がある。壁が少し頼りない感じもするのです。


そうだ・・・思い出したのだが、設計時に風呂場の小ささを気にして、
ドアは透明感のある素材にしようと決めたのだった。(なんだ、早く思い出せ。)
フロストガラスの質感はとても良いですよ。





にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ(←クリックお待ちしております。)



QooQ