納戸から見る。正面が浴室の扉。
なぜ風呂場の扉はガラスになっているのだろう。
少しでも光を入れたい、風呂場で事故があった時に不安だ、
など幾つか理由は考えられる。
しかしながら、どれも決定力不足な感じ。
アパートやホテルではガラスがないものもあるけど・・・
当家でも、なんとなくガラス入りの扉にしている。
さすがに透明では落ち着かないし、水垢なんかも目立ちそうなので、
フロストガラスというものになった。
ガラス扉は気に入っているのだが、少し気になる点もある。
当たり前だが、ガラスの厚み(6mm)より木枠の厚み(33mm)が大きいので
枠の方が出っぱり水が溜まるのだ。
そのうち乾くが、濡れている時間が長いと傷みやすそうだ。
今はタオルで拭いているが、下枠を一部ななめにして
水が流れるようにすれば良かったかもしれない。
最初から凸凹がない扉にすれば、それでも良かったわけだ。
単なるガラス扉や、木の扉なんかも良いだろう。(サウナみたいだけど)
そうすれば、壁と同様、殆ど手入れいらずだったかも知れない。
(風呂の壁は板になっているが、意外と手間いらずで良かった。
濡れても軽く拭いたり、あるいはそのままでも自然に乾くので楽。)
扉の上の細長いガラスは引き戸になっており、開閉できる。
もう一つ気になるのはガラスの重さだ。
浴室の間仕切り壁なベニヤ一枚(なんと一枚の板!24mm厚)で出来ており、
壁よりもドアの方が重量感がある。壁が少し頼りない感じもするのです。
そうだ・・・思い出したのだが、設計時に風呂場の小ささを気にして、
ドアは透明感のある素材にしようと決めたのだった。(なんだ、早く思い出せ。)
フロストガラスの質感はとても良いですよ。