横須賀美術館へ行ってきました。
やっぱり目の前が海というのは、すごく気持ちがいいデス!
8/29まで開催中のブルーノ・ムナーリ展に急いで行ってきたんです。
それはそれは楽しくて、ためになる展覧会でしたが、
今回は美術館の建物について・・・
全体はガラスの箱です。やはり。
建物前面は海に向かった軒下のポーチ。
ポーチの一部はレストランの野外席にもなっています。やはり。
ガラスの箱の中に白くて角が丸い箱が入っている。
入れ子、つまり二重構造なのです。
建物と建物の間は中庭で、移動の途中に庭がふと現れる。
個人的には地下の天井の高い廊下のような展示空間が印象的でした。
それから丸い開口穴も・・・
丸い開口穴は壁や天井にランダムに開いています。
その穴からは海や空、それから館内にいる人々の動きが見られます。
地下深い展示空間にいながら、ふと空が見える。
目の前に開けるのではなく、穴から遠くの景色を覗いている感じです。
遠くの海と近くの人が同じ壁面の穴から見えるのがなんとも面白い。
二重構造にした甲斐があるな、と思いました。