子供の頃は実にくだらないことを考えて喜んでいました。
「水道の蛇口からジュースが出てくれば良いのに…」
などと、ちょっと本気で思っていたものです。
そして、コストコで買ったこのワイン、まるで蛇口からワインが出てくるようなもので、
飲めども減らぬ大いなる物量があります。
これは、もしかすると少年時代の夢が現実になったと言えるのでは...
イケアとかコストコなど、異国情緒があって安いものに目がありません。
(子供っぽい)オトナにとっては駄菓子屋さんを手に入れてしまえるような、
物質的な豊かさを楽しめる場所なのです。
コストコの場合はホールセール、つまり業務用スーパーなので、
家で駄菓子屋さんが出来そうなのも当然なのですが。
さて、いざ目の前に駄菓子屋さんのような状態が出現してみると、
実際に感じるのは「喜び」というより「戸惑い」の方が大きい。
豊かさを感じる反面、ありがたみが減って行くような…
こういうことに慣れてしまって良いのか… 罪悪感?
よく「オトナ買い」といいますが、
やってみると思ったほど嬉しくないとは思いませんか?
オトナというのは「自制心がある」と言うことではないんでしょうか?
まぁ、なんとも気が引けるような贅沢な話です。
と同時に、実にめんどくさい年頃になったなぁ. . . と感じる今日この頃。