いたってありふれた住宅地にある当家ですが、
当然のように敷地の周囲はぐるりと隣家がたっています。
つまり、どの方角に窓を開けても周囲のお宅の窓が気になってしまう。
まぁ、お互い様ということなんですが・・・
そんなこともあり、まず屋上ありきで設計をしていたように思います。
とりあえず上を眺められるような造りにして、
ついでに屋上も作ってしまおうと言うわけです。
結果として、屋上に中庭があるような感じになりました。
上からダイニングを見下ろすこともできます。
曇った日の朝でも、ダイニングが明るいのは嬉しいことです。
屋上は使わなくなってしまうケースもあるようですが、
洗濯干しがあるので頻繁に上がっています。(半ば強制的ですが・・・)
下の階から屋上が見えるので、忘れてしまうこともありません。
借景や遠くの景色が望めるような場所は別として、
その他の場合は、とりあえず上を向いて見るのもいいのでは、と思います。