SODA HOUSE
JOURNAL
2009/05/14
住居について
自然光は変化に富んでいて飽きることがない。当家は真北や真南から僅かにずれた角度で配置されている。単に敷地の形に沿った結果だが、この僅かなずれによって北側玄関テラスから夕方には西日が差し込んでくる。その光が階段の段板の間をすり抜けて壁に当たるとこうなる。光は物質の素材感を全く変えて見せることがある。光のないところでは物質は色を持たないらしい。つまり闇の中では色が見えないのではなく、色がないのだと聞いたことがある。何だか意味深いような話。
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