「神田の家」を見てきました。偶然通りかかったのですが、これは一見の価値アリ。大正時代の材木屋さんの店舗・住宅なんだそうです。まだ、完全にオープンはしておらず家の中には入れませんでしたが(窓から中を覗き込むだけ)けして大きくはない規模の中に店や生活スペース、それに茶室や小さな庭など見るところが沢山。何度か移築されているので全体が古いまま残っているわけではなく、古材を使った再生・新築と言った感じであります。
前から見ると板張りで、後ろから見ると蔵になっている外観が面白いのですが、内部の豪華な様子も見逃せません。贅をこらした装飾品や細工の数々があるようです。まあ、とにかく昔の家はシンプルではなくて楽しい。この小さく華やかな家はあまりないもので、大変魅力的。
運営方法は模索中とのことでしたが、古いまま大事に眺めるのではなく見学や集会など、現役として貸し出もする模様です。(まあ、公共建築物ということか。)期待が高まりますよね。場所は神田明神の隣。早く中に入りたい。
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