当家の外壁は杉板貼りにキシラデコールを塗ったもの。自然素材は劣化しやすくメンテナンスが大変というが、実際はどうなんだろう。特に木の外壁なんて、変化が著しいと思われるが・・・
住み始めて1年7ヶ月。軒の出ているところは、まだまだ新築感があり大丈夫そうだ。しかし、遮るもののない屋上の南側は例外のようだ。
日差しが厳しい南側。その最も高い場所は予想以上に色あせが激しかった。
屋上南面上部は(上写真左)かなり色あせて白っぽくなっている。早速キシラデコールを塗ってみたが、板がカラカラになっていて、塗料がどんどん染み込んでしまう。なかなか塗りが捗らない。しかし、同じ南面でも下半分や、東西面(上写真右)などはまだまだ大丈夫なようで、試しに少しだけ塗装してみたが、染み込みが悪く乾かないのでやめておいた。(ちょっと色が濃くなりすぎた。)
屋上は垂直の壁が立ち上がっているだけで、軒の出や庇状の物はない。だから、雨の当りも激しいだろうし、日差しを遮ってくれるものがない。劣化状況をみると、南面の上部だけが極端に激しい。やはり雨よりも日差し(多分、紫外線)による影響の方が大きいということになる。
当敷地はそれほど日当たりが良い訳ではないので、ほとんどの面は当分塗装の必要はなさそうだ。しかし、屋上は時々塗る必要があるかもしれない。梯子に乗らないでも手が届くところなら、キシラデコールを塗るのは結構楽しい。いろいろ気を使わなくても、ちゃんと綺麗に塗れる。いずれ外壁全体を塗る時がきたら自分で塗ってみようかな、とも思う。(高いところが苦手ではあるが・・・)
現場監督さんと、外壁の再塗装が必要になるのは7年~10年ぐらいだろうと予想していた。条件にもよるわけだが、屋上南面の色あせ具合は、ちょっと予想外だった。