またまた[SUMIKA PROJECT]から
藤森輝信さん設計のコールハウスの外壁は焼き杉板だ。
木の板をあえて焼くことで表面が炭と化し、
結果、燃えにくくなるという面白い素材。
ぜひ、もっとたくさん使われて欲しい素材なのだ。
自宅でも使おうとして、いろいろ探したり調べたのだが、
やはり値段が...ネックになった。
杉板を焼いている工場は恐らくないので、
材木屋さんなどに頼んで焼いてもらうようになるらしい。(あるいは自分で...)
焼き方は板を直接ガスバーナーで焙るのが多いようだが、藤森さんは違った。
[パンフレットの写真から]
3枚の板を束ねて三角の筒状(つまり煙突)にした上で、中から焼いている模様。
手間もかかりそうだし、やはり野蛮ギャルドな方法だった。
[形もさることながら、自然素材の存在感はかなり強そう。]
焼き杉板の鈍い黒が魅力的。たのもしい家になりそうだ。