[SUMIKA PROJECT]を見に行った家族の土産はレモン牛乳と冷凍ギョーザ。
それから展示会場でくれる立派なパンフレットと建築家のスケッチ入りの栞。
実物を見てはいないけど、プロジェクトの中で一番面白くて
考えさせられたのは藤本壮介さん設計の家。
土産のレモン牛乳(なぜかプリンのような味?)と檜の栞
設計の意図はともかく、個人的に興味深かった点は、
・敷地を雑木林のようにして、家を小さくしている
(→境界も曖昧で、土地の占有意識や街並みを変えるきっかけになるかも)
・さらに家がバラバラになり、部屋の群れと化している
(→シェアハウスなど、家の占有意識や自由度に影響があるかも)
(→家の中に家がある、部屋が集まり家になる)
まぁ、実際に建物になってみると・・・
現実問題がいろいろと想像できる面もある。
しかし、実験住宅はいろいろな問題を投げかけてくれるもの。
法律や規制の枠内でも、個人が勝手にやれば可能なことでもあるのだ。
自分達が住みやすくてハッピーに過ごせる環境が実現できるかも・・・
と、ついつい夢想してしまうような、アイデアのある住宅だと思います。
言葉で言うよりも、実物は雄弁に語ってくれるだろうか。
ぜひ、実物を拝見したいもの。