先日、家族が栃木の宇都宮へ行ってきた。
栃木といえば大谷石の産地。住宅地の塀などいたるところに大谷石が見られたそうだ。
この古い蔵の腰壁にもふんだんに使われている。(良く見ると瓦にも使われている。)石というとグレーなどが多いなか、大谷石は明るく乾いた感じの色が良い。
宇都宮へは東京ガス主催の「SUMIKA PROJECT」なる実験住宅(?)の見学に行ったのだ。このプロジェクトでは4人の建築家による4つの建物が見学できる。
これはその内の一つ、藤森照信さん設計による住宅のエントランス部分。その敷地にあった塀の石を新たに地面に敷いたもの。
これを見ると自宅の駐車スペースもやはり大谷石で....などと妄想してしまう。古くなってからの感じも実に良さそうだ。
そういえば、このプロジェクトでは4つの建物が、普通の住宅街のなかにそれぞれバラバラに建てられているそうだ。現実の住宅地が会場になっているみたいで面白そうだ。
以前の記事:那須で見た石の美術館など