31年後のトースター

2010/06/13

道具と機器 暮らしのこと

Toast_01




実家で使っていたトースターをもらい受けて、
一人暮らしのころから使い続けて今年で何と31年目になりました。

長い間には何度かぶつけたり落したりもしています。
さすがに本体が歪み崩壊が始まってきました。
スキマも開いているせいか、食パンを焼くのに大体7分ぐらいかかります。
(当初はどのくらい掛かっていたかは思い出せない。)

今年の初めにネコが乗っかって床に落してからは、大きく歪んでしまい
やっぱり買い換えるか...などと思案を始め、後ろ髪をひかれつつも...
やはり、エイヤッと新しいものに...変えてしまいました。


本体が痛んでいるとは言え、実際にパンを焼く電熱線やタイマーは全く健在。
トースターの役目はちゃんと果たせるのに...もったいない!?



まぁ、でも31年も使えば十分に使い切ったと言っても良いでしょう。
誰に遠慮する必要もないはずなのに。
それでもなんというか、この長い時間というものに気兼ねしてしまうのですね。



S5409
[昭和54年9月 今はもうない大森の内外無線で購入]



はっきり言って新しいトースターは快適です。
食パンは約3分で焼けます。ケーキや鶏肉やジャガイモだって平気。
魚まで焼けてしまいます。
31年たってトースターにどんな変化が加わったのか...

1.タイマーがコンピューター制御になった
2.中に風を送るファンがついて、温度が一定に保たれる


新しいモノも古いヤツも電熱線で焼く方式は全く同じ。
いたってシンプルな電化製品です。

まぁ、でも2番目の効果は結構あるようですが...


Toast_02
[状態がよければ、今でもカワイイデザインなのでは?]

小学生だった当時は31年後の世の中がどうなっているかなど
想像してもいませんでしたが、トースターよりも世の中の方が
激しく変化したな、と思う今日この頃です。




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