一応、考えられる原因があるにはある。
当家は家の中にドアがほとんどない。ドアがあるのはトイレと風呂だけ。階段と部屋の間に仕切りやドアもないので、1階と2階が切れ目なく繋がっている。そんな上下階が一体化したワンルーム住居なのだ。だから、ホコリが部屋の中にとどまらずに、なんとなく家全体にうっすらと広がってしまうのではないか？
それから、ネコが2匹いるので毛が沢山落ちることもあるだろう。
先日、両親の住む家に行ったとき、ホコリがあるにはあるが、あまり気にならないことに気づいた。高齢化のせいか、掃除の手が回らないと思われるところもある。しかし、気になる程ではない。（と言うか、不思議と気にならない。）自分の家ではないからかもしれないが、そのままでも快適に生活できる。
・我が家は大人2人+ネコ2匹
・実家は大人2人
主に一日中家にいる生活パターンは同じ。（当家は自宅兼仕事場だし、一方はリタイヤ生活）毎日使うような、主な生活道具の量にそれほど違いがあるとも思えない。
大きな違いは、やはり家の広さではないのかと思った。「ホコリ密度は広さに反比例する」…密度だから当然なのだが、いままで考えたことがなかった。持ち物のの量や生活が大体同じなら、広い家の方が単位面積当たりの汚れは少ないはずだ。それはそうだ。
小さな家のメリットは、掃除が楽、移動が楽、高熱費が節約できる…等々色々あって、特に高齢になったらコンパクトな住まいの方が良いと思っていた。
ところが、元気なうちは良いが、そんなにまめに家の中の事が出来なくなってくると、コンパクトが良いとも言えないかも。ある程度広さがあった方が、散らかっていたり、掃除の回数が少なくなっても快適さが損なわれず、住みやすいような気もする。そのあたりの塩梅がむずかしそうだ。やっぱり丁度いい広さがあるのか？ まぁ、広ければ、色々と余裕があると言ってしまえばそれまでなのだが…
※「ホコリ密度」なる用語があるわけではないです。
