全長約2.7kmに渡る遊歩道と水路からなる公園。
8つのゾーンがあり、上流から下流へと変化するイメージ上のストーリーがある。
1999-2003
川崎市中原区
上流のゾーンには既存の桜並木があり、
遊歩道と水路を桜に並列させて設置した。
木陰がせせらぎと相まって良い雰囲気を作っている。
下流に向かって、水路幅は徐々に広がってくる。
歩道はアスファルト舗装と木製デッキがある。
デッキは水路や地面からも浮かせて、浮遊感をだした。
橋を渡り、左岸から右岸へ。
木杭が護岸となるエリア。
木々の隙間から水がしみこんで行き
内側に植えられた水性植物の生育環境が整う。
水田や用水路を思わせるかもしれない。
下流地域へ入り川幅も広がってきた。
この辺りは、丸い石がごろごろと転がる川原のイメージ。
ここで終点。
水路の端部で水は地下へと導かれた後
矢上川へと合流する。