2階の電灯は壁のコンセントから電源を引いている。コンセントの真下にスイッチがあり、これで照明のオンオフが出来る。繋ぐコンセントを変えればスイッチの位置も変わるので、後から配線ルートが変えられる仕組みなのだ。
実際に暮らし始めてみると、時折、スイッチの位置を変えてみたい所があるもので...
そんな時、コンセントを差し替えるだけで済めば、便利といえば便利かも...という訳なのだ。
↑キッチン側のコンセントから引いていたものを
↑反対の階段を上がった側に差し替える
電気配線は壁や天井の中に隠されてしまうことが殆どで、後から簡単にルートは変えられない。この変更しにくいところが、生活上も設計する上でも、なかなかやっかいなのだ。（と言うより、しっかりと熟考して決めなければならないのです。）
当家の場合、2階では壁の中に配線が通っており、天井には配線されていない。天井は木の構造をそのまま見せているので、配線をしていないのだ。そう言う場合は、天井や梁にライティングダクトやスポットライトなどを付けることがよくある。（碍子配線というレトロな方法もあります。）今回は、気に入った照明器具があったので、こんな方法にしてみたのだ。
